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悩める貴方の疑問に対して、あくまで“風俗的観点”からではなく“経営学的視点”にてしっかりご回答するこのコーナー。今回寄せられたお悩みとは…?
本日のお悩み
回答者:茂呂見栄 新作
デリヘル開業には暴力団関係者とのつきあいは不可欠?
千葉でデリヘルを開業しようと考えている31歳・会社員
読者の皆様、こんにちは。
元・風俗店オーナーの茂呂見栄(もろみえ)です。もちろん仮名ですけれど(笑)。
確かに、その昔は暴力団関係者の方々がやってきて、"みかじめ料"なるお金を回収していく習慣はあったようですが、私が数年前にデリヘルを経営していたときには、彼らが事務所に押しかけてきた、なんてことはありませんでしたね。
そもそも、しっかりと届出をしておけば、お店の経営情報を知っているのは警察だけなので、事務所にやってくるはずもありません。確かに、脅しの電話が掛かってきたこともありましたが、よっぽどでなければ、それも2、3回のこと。いざとなったら、警察に駆け込むという手もあります。
まあ、それもしっかりと風営法を遵守して経営をしていればのはなしですけれどもね。警察が絡めば、よっぽど悪質でない限りは先方も手を引いてくれる、という話をよく耳にします。
店舗型の風俗店を経営していると、確かに暴力団関係社がお店にやってくるケースもあるようですが、もちろん地域差はあるものの、いわゆる"地回り"の方々に対して、毎月数万程度の"みかじめ料"を支払うことで、円滑な営業ができるのであれば、それはそれでうまく付き合うメリットはあるかもしれません。
しかし最近では、例の法規制が強化されて以来、暴力団関係者の方々も、あまり派手に活動しなくなったようですし、支払った側も罪に問われるようになりましたからね、注意が必要です。
そもそも、どうして風俗店と暴力団関係者が手を組むようになったかというと、その昔は、違法な風俗経営を行う人が多かったため、そういった暴力団関係者の方々と手を組んで、地元対策を講じていたケースがまかり通っていたようですね。
しかし現在では、多くのお店が風営法を遵守し、クリーンな経営をしているため、逆に彼らとしても風俗店と付き合うメリットが生じなくなってしまったのかもしれません。
まあ、何はともあれ、しっかりとした経営をすること。くれぐれも、未成年の女の子などをやとったりせず、真面目にやっていけば、暴力団がらみの話もそれほど怖いものではないと思いますが、いかがでしょうか。
正義を貫く経営を続けること。それは、
あらゆる困難を乗り越える術を手に入れることと同義である
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