デリヘルをはじめたばかりです。性病検査って、やっぱり必要ですよね？お店が準備するべき？｜風俗経営お悩み相談

■性感染症は年々増えている

みなさん、こんにちは。風俗経営コンサル＠葛飾ぽんずです。
脅すわけではありませんが、性感染症STD、すなわち性病は、年々増加の傾向にあります。言うまでもありませんが、増加の原因は、性病に対する意識や知識が欠如しているということ。特に風俗においては、男性客も嬢も、性感染症にかかるリスクがあることを認識し、しかるべき対策を打つのは当然のことといえます。
「グリンス使っているから大丈夫」「本番がないから大丈夫」なんて間違った認識を持っている嬢もスタッフも少なくありません。掛け持ちしている嬢もいますし、本指名の男性客との間で感染し合うピンポン状態もあるなど、事例を挙げながらケーススタディすることをお勧めしています。
社会的責任うんぬんという話以前に、自分のお店で性病が発生したら、信用はがた落ちで、売り上げが落ちるどころか、廃業に追いやられる可能性だってあるのです。まずは経営者が強い意思を持って、予防対策を講じる必要があるのです。

■お店サイドが打つべき対策

まず、お店サイドとして最低限行わなければいけないのは、「1.嬢たちに対する性病定期検査」「2.性病への認識不足の解消」「3.そして無防備な行為の厳重注意」でしょう。
性病検査についてですが、大きく分けて「1.性病科、泌尿器科、産婦人科で検査をする」「2.検査キットを買い、検査機関に送り検査をしてもらう」の2パターンがあるかと思います。
コストや手軽さから考えると、やはり検査機関に郵送というパターンがお勧めですね。働いている女のコにしてみれば、性病専門の病院に通ったりするのもいやでしょうし、保険証から家族バレしたりする可能性だってあります。ところがこの検査キットを使えば、自宅やお店で簡単に検体をとって、ポストに投函するだけ。だいたい一週間くらいで結果が郵送されてくるからとても便利です。
さらにお店にとっても営業的なメリットがあります。こういった検査機関と契約すると、認証マークを配布してくれるので、それをホームページや店舗に掲載することで、お客さんからの信頼も数段にアップします。
ほとんどのユーザーは、奥さんや彼女にバレないように遊びたいわけだし、性病のリスクは避けたいって考えるでしょうからね。

■性病対策が嬢の定着に繋がる

検査を行って、性病の疑いがある嬢には即刻、性病科の通院と出勤の禁止を命じ、感染が広がらないようにします。在籍する嬢全員に性病についての知識をしっかり教え込んで、自覚してもらう。そして、疑わしい症状が見つかり次第、報告と対処を早急に行っていくべきです。
とにかく、何度も言うように、これはお店を営業している以上、当たり前に発生する社会的責任です。飲食店が食中毒予防のためにあれこれ対策を練るのと同じこと。しっかり衛生管理をしているお店は、働く女性の安心感につながり、定着化に貢献すると私は思うのです。
と、いうことで、しっかり管理して、身近らのお店を繁盛店に育ててあげてください。