デリヘルをリニューアル | 風俗経営

ナイトビジネスの経営コンサルを生業としているゆうこです。6月に入ったばかりだというのに夏みたいに暑い日が続きますね。みなさん、お元気ですか〜？

■飽きやすい消費者にアピールする

さて、今回はお店の新装についての相談です。確かに、消費者心理というのは移ろいやすく、いわゆる「定番」でなければ、ずっと同じサービスや商品、パッケージなどを提供し続けていると、すぐに飽きられてしまいます。
そこで定期的にプチリニューアルをかけてテコ入れをする必要があるのは、決して風俗業界に限ったことではないと思います。
さて、今回の相談者の方が経営されているデリヘルは、いわゆる無店舗型性風俗ですから、新装といっても、店舗そのものを改装するわけではありません。店舗の名称を変える、人妻店からオールラウンドへとコンセプトを変える、在籍している女性のラインナップを変える、そしてホームページのデザインを変えるなど、部分的な改修だけでも、十分にお客さまの印象が変わってくると思います。

■ただしデメリットもある

もちろん、ここに挙げたすべてを一気に刷新するのも良いですが、大切なのはまず、なぜ売り上げが落ちてきたのかを分析し、そこに対してリニューアルという手段で改善していくという意識を持つことです。
女の子のラインナップがマンネリ化しているのか。コンセプトが今の時代にマッチしていないのか。店名が陳腐化していないか、あるいは類似の店舗が増えていないか。風俗業界としての外部要因も含めて、細かく分析して、部分的に改善していくのが現実的でしょう。
ただし、デメリットもあります。お店の刷新をしたことで、既存のお客さんが離れていく可能性もあります。例えば人妻好きの人ならば、コンセプトを変えてイメクラにしてしまったら興味を失うかもしれませんし、お気に入りの女の子がいなくなったら他の風俗店に流れてしまうかもしれません。
メリットとデメリットを天秤にかけてみる必要があるということです。そして既存店の要素を少々残したり、馴染みの客にはしっかりアナウンスしておいて、新装キャンペーンと題したお得なサービスを用意するなど対策を講じるべきと思います。

■ホームページのリニューアル

店舗を持たないデリヘルにおいてもっとも効果的なのがホームページのリニューアルでしょう。これによって大きく“変わった”感を打ち出すことができます。 サイトにもトレンドがありますから、いつまでも古いＨＰだったりすると「この店、大丈夫か？」と思われてしまいます。日々、しっかり更新し、あまり古くならないよう気をつけておくことで、運営基盤がしっかりしていることをアピール。活気のある店＝人気店＝ハズレがないという図式が成立し、安心して遊べる店を求める層に強くアピールができるようになるのです。 がんばってくださいね。