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悩める貴方の疑問に対して、あくまで“風俗的観点”からではなく“経営学的視点”にてしっかりご回答するこのコーナー。今回寄せられたお悩みとは…?
本日のお悩み
回答者:ゆうこ女史
店の宣伝にSNSが有効だって話をよく聞くんですが、色々な種類があるし、何をどうすれば良いのかわかりません。ぜひ教えてください。
(横浜のヘルス経営者45歳)
風俗ナイトビジネスの経営コンサルを生業としているゆうこです。ご無沙汰しております。久しぶりの登板なので、ちょっと緊張気味な私ですが、今回のテーマにはやっぱり、SNS魔の私がふさわしいだろうということで、声がかかりました(笑)。
SNSを活用したマーケティングであったり、広報活動はもはや世の中的に当たり前のものとなっています。これは風俗やキャバの世界に限ったことではありません。飲食店等のように、直接、消費者が利用するサービスから、企業向けの商品まで、ありとあらゆる広告がSNS上に飛び交っています。
どうしてここまでSNSが商業的に活用されているか。まず、自前でやるならば基本、すべて無料で取り組めるというメリットがあげられます。ただし、さらに効果を上げるためにはお金を払ってその道のプロに依頼するケースもあります。
SNSを活用した広報、マーケティング手法の基本は、とにかくフォロワー=ファンを増やすだけで増やし、そのファンに向けて有益な情報を、しかも定期的に届けるというものです。有益な情報を発信し続けて話題になればファンは増えます。
彼らの好意的なコメントに応えていくことで、ファンの気持ちは強固なモノになります。お得なキャンペーン情報や新商品情報を流せば、当然、購入してもらえる可能性は広がり、そして高まります。
風俗店も同じようなSNS活用法が考えられます。フォロワーを増やし、キャンペーンや新しい女の子の入店情報を流し、彼らの興味をそそります。また、スマートフォンというプライバシー性の高い媒体を活用することで、周囲を気にすることなく、ヘビーユーザーのみならず、ライトユーザーや風俗に興味を持っている予備軍にも情報を発信し、心を動かすこともできます。そういった意味で、風俗とSNSには親和性があり広告媒体として利用する価値があるといえます。
SNSと一口で言っても、いくつかの種類があり、それぞれに特性がありますが、中でも、風俗広告の中心となっているのはTwitterです。なぜなら、風俗に通う客は20代から中高年まで幅広いのですが、その層にもっともユーザーが多いのがTwitterです。
また、わずか140文字程度のつぶやきを投稿するというライトなスタイルが20代?30代女性にマッチしている、すなわち風俗嬢のほとんどが、ちょうどツイッター世代とも言えます。やはりイマドキの風俗店員はSNS、特にツイッターを上手に運用する必要があるということです。
Twitterの利点の一つにリツイートという機能があります。閲覧者が「この投稿は面白い」と思ったら、クリックひとつで拡散できるものですが、これはTwitter特有の機能であり、フォロワー以外の知らない人の間にも、どんどん拡散の連鎖が続いていくという、この特性を上手に利用することで、いわゆるバズらせて、多くの人の注目を集めることができます。
この機能を上手に利用すれば、金をかけずに効果の高い広告となったり、直接的に集客に結び付けることもできます。どういう内容がバズるのか? これは一概には言えませんが、トライ&エラーを繰り返しながら、研究を続ける必要があります。
一方、悪い情報も拡散される可能性があることも忘れてはいけません。何か悪い情報が流れると「これはひどい」と思った人がリツイートして拡散します。これを「炎上」といいますね。有名タレントだけでなく無名の一般人にも起こる場合もあり、風俗店でTwitterを利用する場合には、嬢や店の印象などに影響があることを考え、炎上しないように注意することが必要です。
SNSは無料で手軽に使える便利なツールですが、扱い方を間違えると店の経営を悪化させることもあるということは肝に銘ずるべきでしょうね。
そんな利点と注意点を考慮しながら、SNSを活用してみてください!
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