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悩める貴方の疑問に対して、あくまで“風俗的観点”からではなく“経営学的視点”にてしっかりご回答するこのコーナー。今回寄せられたお悩みとは…?
本日のお悩み
回答者:葛飾ぽんず
男性スタッフの募集に対して外国人の方の応募がありました。最近はコンビニでもよく見かけるのでアリかなとも思うのですが。ご意見をいただけますか。
(東京でデリヘルを経営する40歳のオーナー)
経営コンサル@葛飾ぽんずです。
最近、他の回答者を差し置いて登場することが多くなりました。それだけ、みなさんの要望がより高度になってきたということでしょう。どんなジャンルにおいてもプロの助言が求められる時代なんですね
さて、今回のご相談は外国人雇用ですね。まさにご指摘通り、コンビニなどは外国人バイトだらけ。日本の若い子たちはもはや、コンビニなどハードなバイトは敬遠するようになったのでしょうね。
当然、人手不足の波は様々な業種に及んでいます。土木作業員もそうですよね。ぼちぼち風俗業界にその余波が訪れても不思議ではない状況です。それだけお困りのお店もあるってことですよ。私、個人的にはアリだと思っていますが、確かに未知なる体験には不安は付き物ですよね。
これは風俗に限ったことではないですが、外国人雇用には注意すべきポイントがいくつかあります。まず大前提として、日本人と同条件で働けるビザを保有しているかは確認してください。永住者ビザ、定住者ビザなどがあげられます。非合法の雇用は何かあったときにまずいんで、きちんと調べたり、行政書士に確認をしたほうが良いです。
さらに外国人雇用にはふたつの大きな壁があることを認識してください。ひとつは言葉の壁です。なんとなく話すことができたり、何となく聞くことができても、肝心なことが理解できないと言うことが多々あります。
絶対にミスをしてはならないお金の扱いや客対応などについては口頭で説明するだけではなく、図解をして説明することも必要です。これを機に誰もが理解できる業務マニュアルを整備するのも良いかもしれません。
もうひとつは文化の壁です。しばらく日本に住み慣れた人でも抜けない習慣はあります。例えば、中国人は旧正月になると一斉に帰国します。もしかしたら、そのまま職場に復帰しないと言う例も多々あります。おそらく、雇用することはないとは思いますがイスラム圏の方はお祈りの時間があって中座するので、そこは理解してあげてください。
お国柄と言いますか、同じ外国人でも国民性が大きく違います。最近は、中国人や韓国人だけでなく、ベトナムやマレーシア、インドネシアの方々も日本で就労するケースが増えています。個人差はありますが、最近の日本人の若者よりも(笑)、よっぽどまじめに勤務する外国人もたくさんいます。ここはきちんと相手を理解した上で、育成するという決意をかためて臨んでいただけると良いのではないでしょうか。
理解をしたいという思いがあれば
言葉や文化の壁は越えられる。
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