嬢の容姿を加工した写真をHPに公開しようかと… | 風俗経営

■何でもできちゃうパネマジ

元・風俗店オーナー茂呂見栄でございます。もちろん、仮名ですが（笑）。今回の相談内容はパネマジ＝パネル・マジックの略ってことで、私も散々、経験があるってことで口を出させていただきますね。

まあ、プリクラもめちゃめちゃ進化していますが（笑）、最近の画像加工のアプリもかなりすごい。もう、何でも手軽にできちゃう世界ですからね。ぽっちゃりしたお腹をくびれさせたり、丸い顔を細くしたりと面影はあるがほぼ別人に仕上がっているような。もはやマジック！　ってことで、パネマジって表現しているのでしょうけれども。

■パネマジ論争は今に始まったことではない

僕が経営していた時代は、そんなに加工技術が発達していなかったんで、妙に不自然な仕上がりになっていたりで…もう笑っちゃいますよ。でも、おおらかな時代でしたから、僕の店ではほぼトラブルがなかった。要するに、このパネマジ問題はずっと昔から続いている議論でして、もはや風俗界の常識というか、文化みたいなもんじゃないかと思うのですね。

何が言いたいかというと、お客さんも織り込み済みなんですよ。こんなに可愛いわけないよなーとか、こんなにスタイル良くないよなーとか、心のどこかでわかっていながら指名しちゃう。どのくらい差分があるんだろう？　とドキドキしながら実際にあってみて、意外といいじゃんみたいな。このラインで収まるくらいの加工に留めておいたほうが良いって話ですね。

全面モザイクよりマシっていう人も多いじゃないですか。ハズれちゃった感はモザイクのほうが大きいっすよ。パネマジは嬢の個性をちょっとデフォルメしているわけですから、好みの傾向からは大きく外れませんからね。時折、すっごく写真を信じちゃっている、ちょっと世間ずれした客もいますけれどもね、想定範囲内だったら、まあ、許してくれるし、嬢の性格が可愛かったり、サービスが良ければ満足する、そんな世界かなと。

■パネマジ・クレーマーは確信犯

改めて言うまでもなく、パネマジってなにも誇張広告をするつもりじゃなく、嬢の身元バレを防ぐための要素もあるわけじゃないですか。だから僕は全然悪いことではないと思うのですよ。むしろ嬢を守っている、良いお店じゃないですか。確かに、中にはプレイをし終わってから、パネマジの苦情を言ってくる客もいるみたいですが、それは恐らく確信犯ですよ。指名した嬢の顔写真が違っていれば、対面したときにチェンジすればいいわけですから。悪意は見え見えですよ。そんなの客じゃないっす。

そんな客は「プレイ後に言われても困る」「返金できない」「プレイ前に言ってもらわないと対応しかねる」と言って断固拒否。毅然とした態度でいるのがポイントじゃないすかね。まあ、あまり別人に仕立て過ぎずに（笑）、その嬢の魅力を引き立てるような感覚でやっていれば問題ないと思いますよ、個人的には。

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