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悩める貴方の疑問に対して、あくまで“風俗的観点”からではなく“経営学的視点”にてしっかりご回答するこのコーナー。今回寄せられたお悩みとは…?
本日のお悩み
回答者:葛飾ぽんず
コロナで大打撃の風俗ですが、これから新オープンなどを狙うなら何がよいか? アドバイスをください。
(新宿で風俗経営を夢見る30歳のオーナーさん)
こんにちは。経営コンサル@葛飾です。ご相談者の方がご指摘されるように、風俗業界だけでなく、ニュースで報道されているように一般的な飲食店はもちろん、キャバクラに代表されるようなカンパイ系店舗など、接客を伴う飲食店は、このコロナの影響によって大打撃を受けています。
歌舞伎町の一般的な飲食業は撤退が続いています。テナントが変わる…というレベルではなく、開店休業状態からぽつぽつと、シャッターに閉ざされた空き店舗も目立ち始めてきました。
他の繁華街も同じ状況です。私たちが慣れ親しんできた夜の街が姿形を変えていくのは非常に寂しい限りですね。数あるカンパイ系の店舗の中でもキャバクラは相当キツいみたいですね。要するにコロナによって接待需要がなくなってしまいました。多くのビジネスパーソンが、キャバクラの費用対効果というものに気付きはじめたようで、もはや閑古鳥がないています。
キャバ嬢にハマっていた個人客の財布のひもも固くなっていて、はっきりいってどんなに金を注ぎ込んでもなかなか落とせないキャバクラに大枚を注ぎ込むよりも、もう少し確実に成果があがるギャラ飲みや出会いアプリ、パパ活に移行する男性客も少なくありません。また、もっとライトなガールズバーの方が感染リスクも低く、そこそこ楽しめるという男性も増えてきました。
また都心から離れている場所の方が少しはマシみたいですね。やはり人混みを避けているのか、あるいはリモートワークで都心まで出なくなったのか。いずれにせよ、企業も個人もみんな貧乏になってきていますし、新しい生活様式の変化の波が確実に訪れていますし、コロナ禍が長引けば長引くほどさらに接客系は厳しくなっていくでしょうね。
さて、我らが風俗はどうでしょう。業種によって多少の差はあるみたいですが、例えばソープランドは、吉原では売り物件がでるほど、人通りはないようです。とはいえ、街には人がいなくても、店前までタクシーでいき降りてすぐに店内へ入る人もいるので、見た目よりも客はいるようですが、それども厳しいみたいですね。
地方のソープも、数字的には昨年比よりは悪いけれども、何とか生き延びているというか、いますぐ直ちに閉店となるレベルではないようですね。やはり感染者が一極集中的に多い東京を中心に被害が大きく、感染者が少ない地方ではそれほどコロナ被害の影響が少ないということでしょうか。とはいえ、都内が稼げないからと出稼ぎに切り替える嬢が多いそうですが、地域によっては「東京からの人」など周りの目も冷たくなることもあるのだそう。なかなか難しい問題ですよね。
では、これからチャレンジすべき狙い目って何? という話ですが、もちろん一長一短はありますが、結局デリヘルなんじゃないかと思います。まずは店舗を持たないので、密をさけることができるし、店舗の家賃など固定費がかからず身軽です。こういう風に何が起こるかわからない時代には、できるかぎり背負っているものは軽くしたいですよね。そうでないと、背中の荷物がリスクになる可能性は大いにあります。
知人の経営者の話を聞く限りでは、デリヘルもコロナの影響を受けてますが、カンパイ系よりはマシというか売上減は30?40%だそうです。客は減っていますがソープやキャバクラから女性が流れてくるという現象もあるようです。そう考えると、やっぱり固定費の少ないデリヘルがいいのかなと。
この機会に店をリブランディングしなおして、顧客満足度を高める動きをしていけば継続できるお店は多そうですね。いうまでもなくデリヘルはリピートが命です。接客面に工夫をして、もう少しリピートさせる手法を取り入れていけば、まだまだ十分に戦えると思いますよ。最後まで諦めずに生き残っていきましょう。
変化の激しい時代だからこそ
抱えているリスクを軽減しながら
チャレンジを続けるべき
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