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悩める貴方の疑問に対して、あくまで“風俗的観点”からではなく“経営学的視点”にてしっかりご回答するこのコーナー。今回寄せられたお悩みとは…?
本日のお悩み
回答者:葛飾ぽんず
コロナの影響で、自分が経営している箱ヘルが行き詰っています。新しい事業にチャレンジしたいのですが、どんな業態が良いと思いますか。アドバイスを下さい。
(横浜のヘルス経営者45歳)
こんにちは。経営コンサル@葛飾です。ご指摘の通り、昨年の緊急事態宣言時に飲食、水商売が大打撃を受けたのは記憶に新しいところですが、2021年になってもまだまだコロナの勢いは留まることを知りません。正月早々、再び緊急事態宣言が発令され、暗い気持ちで新しい一年が始まりました。
この先だって、けっして明るい材料があるわけではないので、何が起こるかわかりませんよね。コロナが収束すること、今までと同じような仕事のやり方や営業手法で、果たして良いのか。経営者であれば、自分なりにニューノーマルな世界を少しずつ構築する必要があります。
そんな状況下にあって、一筋の光が見えている業態があります。複数人がひとつの部屋に集まるような業態がイメージ的にも感染リスクが高いというマスコミの報道により、もはやキャバクラやピンサロなどはかなり壊滅的な状況にありますが、完全個室をウリにしてマンツーマンで接客している業態、例えばデリヘルはまだマシ。きちんと対策を打っている店では、全体的に昨年比約2割?3割程度の落ち込みで済んでいるようです。
さらに好調なのが、メンズエステです。デリヘル同様にマンツーマン接客である点はもちろん、接客時の密接度が少ない、比較的ソフトなサービスである点が逆に、男性客はもちろん、働く女性としても安心感があるのでしょう。これまで風俗など利用したことのない男性客、そしてこれまで風俗で働いたことのなかったような女性も、このコロナ禍の収入源の影響で参入し、市場が拡大しているのです。
当然、業界未経験の男好きのする女性が働いているとなれば、そこまでハードなサービスでなくても、性的に癒されるというイメージでイマドキの若い男性客も取り込めますし、感染は怖いけれど気分転換をしたいというビジネスパーソンに受け入れられていると考えられます。
そんな市場動向を先取りし、メンズエステに業態を変えたり、新規参入する経営者も増えています。大手風俗グループもメンズエステをスタートさせるなど、まさにメンズエステバブル前夜を迎えている状況の中、この時運に乗り遅れることなく、チャンスを逃すのはもったいないと思いますね。
しかもこのメンズエステは、開業時とランニングコストの面からも低資金で運営できるという魅力を持ち合わせています。また、開業地区、男性集客、セラピスト集めの戦略、そして各種ブランディングをしっかり考え、上手くアピールできれば即効性がみられる、すなわち利益も上がりやすいというメリットがあります。まさにこのコロナ禍ならでは新規事業として、しっかり取り組む価値はあると思います。
自信がなければ、私たちのような風俗専門の経営コンサルに相談してみるのも手ですよ。頑張って、このコロナ不況を乗り切っていきましょう。
従来の業態を見直し
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