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悩める貴方の疑問に対して、あくまで“風俗的観点”からではなく“経営学的視点”にてしっかりご回答するこのコーナー。今回寄せられたお悩みとは…?
本日のお悩み
回答者:茂呂見栄 新作
ここ数年、メンズエステ店が増えて自分も通ってます。趣味が高じて副業で経営しようと考えてます。高級店or大衆店どちらにしようか迷っています。アドバイスを下さい。
(副業にチャレンジしたい37歳・証券会社勤務)
元・風俗店オーナーの茂呂見栄です。もちろん、仮名ですけど(笑)。サラリーマンの副業が空前のブームを迎えているようですね。まあ、好きなことを仕事にしたいっていう気持ちはわかります。ぜひ夢を実現してほしいですね。ってことで、元経営者として少々、アドバイスをさせていただければと思います。
相談者の方が大好きだというメンズエステは、今、混迷を極める風俗界の中でかなりホットな状態にあります。数年前から少しずつ店舗が増え始めブームになりつつありましたが、このコロナ禍の中で、一気に盛り上がりを見せた感があります。
それはどうしてか? メンズエステファンの相談者に改めて説明するのは、まさに釈迦に説法かと思いますが、他の風俗に比べて密着感が薄い、すなわち感染リスクが低いということにつきます。
こんなコロナ禍においても、やはり男性客の性欲は尽きることはありません。しかし、感染するのは怖いし、それに伴って周囲に風俗通いがバレてしまう可能性もあります。そのニーズに合致しているのがまさにメンズエステだったりします。
ちょいエロな癒しと、ハードなサービスがない分、あまり他の風俗ではお見掛けできないようなレベルの高い女性と接することができる、そんなイメージのメンズエステが飛躍しているのも当然と言えば当然です。
改めて、経営観点から、きちんとメンズエステを定義しておきましょう。実は厳密に言うとメンズエステと風俗エステは似て非なるものです。
性感マッサージ、回春マッサージなどのサービスを提供するのは後者の風俗エステ、すなわちサービスの一環として“抜き”が提供されるってことですね。性的なサービスが実施されると、風営法上、風俗店としての届け出が必要になります。
一方の、純然たるメンズエステは“抜き”はNGです。風営法上の届け出をしていないメンズエステで“抜き”行為を実施したら違法となります。この違いはきっちり抑えておいた方が良いでしょうね。
風俗エステもメンズエステと表現されることが多いので、そこを混同せずに、相談者の方がどちらのメンズエステを経営したいのか、きちんと明確にする必要があります。
“抜き”のないメンズエステに、男性客はなぜ魅了されるのか? という話ですが、アロマオイルを使用した全身マッサージから、男性の太ももの付け根ギリギリの部分までの、きわどさが受けているのでしょうね。
普通のマッサージにちょいエロな要素を付けたし、美しい女性に触ってもらったり、恥ずかしい部分を見られたりという、感性に訴えるようなエロが魅力だという声も多いです。それが、コロナ禍で接触を避けたいとという心理と相成って受け入れられていると分析します。
メンズエステは、住居用あるいは事務所用のマンションのワンルームさえあれば開業が可能です。風俗店ではないので、開店にあたって所轄警察署へ届出確認書を提出する必要がないので副業としては始めやすいかもしれません。
高級店か大衆店のどちらが良いのか? というご質問ですが、高級店になると高級店であるための要素が必要です。それは店舗の内装や雰囲気などの演出、そして女性の質が要求されます。容貌だけでなく、マッサージのテクニックや応対なども求められます。当然、そういった女性には高いギャラが必要です。
これは考え方にもよりますが、あまり手広くせず、一極集中で経営するなら高級店、もう少し気がるに副収入という感覚なら大衆店で数人の女性を投入するか、それはご自身のご判断によるかと思います。
ただし、冒頭でも述べたように、空前のブームを迎えているので、大きな投資やチャレンジは控えて、少しずつ様子を見ながら副業を拡大するというスタンスが望ましいように思えます。幸運を祈ります!
ブームの時ほど慎重に
流れを読みながら着実な挑戦を
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