最近ヤバいNG客が多く、嬢たちからクレームが…。どうしたらよいのでしょう。 | 風俗経営

■ヤバい客に店をつぶされることも

元・風俗店オーナーの茂呂見栄です。もちろん、仮名ですけど（笑）。

まあ、このコロナ禍の中で、相談者のみならず、誰もがどんな客でもいいからしがみつきたいという気持ちはわからないでもありません。でも、そのしがみついた相手がとんでもないと、一緒に海の底深くに沈んでしまう可能性があることは気に留めておいた方がいいっすよ。

ひどい客にあたったことで、女の子がやめちゃったり、根も葉もない店の悪評を拡散されたり、もっとひどいことになったら、警察沙汰というか、犯罪に巻き込まれる可能性だってある。やっぱり、ヤバい客は断るのが鉄則だし、ヤバい客から女の子を守るのが店長をはじめ、男性スタッフの役割であることは自覚したほうがいいですね。

私が現役で風俗店を経営していた頃に、地雷のような客を掴んだばかりに店をつぶされちゃった事例もあるくらいだから、ヤバい客をなめてはいけません。

■ヤバい客の見分け方

じゃあ、ヤバい客って、どう見抜くって話ですが、そこは店長の目利きですよ。人間って、本能的に危険を察知して避難しますよね。身に迫ってくる危険に対して敏感に反応できるように、自分の感性を研ぎ澄ましておいたほうがいいっすよ。街を歩いていても、ヤバそうなやつってわかるじゃないですか。それと同じことです。

あくまで一例ではありますが、まず、不潔だったり挙動不審だったり、明らかな泥酔状態だったりしたら、どんなに客が欲しくたってパスしておいた方が無難です。恐らく、なんかやらかすでしょうし、少なくとも相手をする女の子はたまったもんではありません。

もし、運よく実害が出なかったとしても、その女の子からの信頼は損なわれます。女の子の店に対する帰属意識が低下すると、知らず知らずのうちにサービスは低下していき、客は離れます。女の子を大切にしない店なんて、良いことなんて何もないのです。

■電話でだって見分けられる

電話受付の時にもヤバい客はわかりますよね。きちんと耳を澄ませて、相手の話し方や声色に聞き入ってください。呂律が回っていない、声がどもっている、受け答えができていないなど、こんな客なんてヤバいに決まっています。

みんなわかっているはずなのに、目の前の欲望に従ってしまうのです。こんな客がきたら、速攻で断ってください。

断るのが難しい？ 怖い？ そんな時は、断り方のマニュアルを作って共有しましょう。「あいにく予約が埋まっています」「今日は出勤していません」と言い張っちゃえばいいのです。

それでもしつこかったり、悪質な場合には「申し訳ございません。○○ちゃんからNGが出ています」とか「当店のご利用をお断りさせていただくことになっております」とハッキリ伝える態度も必要です。

ここは勇気をもって、ちゃんと水際対策してあげてください。それが、あなたたち男性の役割ですよ、頑張って！

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