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悩める貴方の疑問に対して、あくまで“風俗的観点”からではなく“経営学的視点”にてしっかりご回答するこのコーナー。今回寄せられたお悩みとは…?
本日のお悩み
回答者:ゆうこ女史
コロナでヤバいです。なんとかギリギリ持ちこたえていますが…。STAY HOMEなんて言ってられませんが時間はあります。こんな時には何をどうすれば良いのでしょうか。なんか良いヒントがあったら教えてください。
(新橋でデリヘルを運営する39歳のオーナーさん)
皆さま、こんにちは。久しぶりの登場となりました。お疲れ気味のゆうこです。私、ナイトビジネスの経営者様を中心にコンサルティングを行っておりますが、クライアントが軒並み、大変な状況に陥っていて…、もう、てんやわんやしております。
経営者の皆さんも、誰もが一度も経験したことのないような事態に立ち向かうわけですから、過去の経験やノウハウなど何の役にも立たず、クライアントと一緒に汗をかきながらトライ&エラーを繰り返しています。地域によっては緊急事態宣言も解除されています。もう少しの辛抱です。一緒に力を合わせて乗り切っていきましょう!
ということで、今回のご相談はまさに、ジャスト・コロナ。本当にたくさんの方々がお悩みになられていますし、ここで明快な回答は出せないかもしれませんが、読者の皆さんと一緒に考えるきっかけが作れたら良いなとは思います。
コロナの影響で、飲食店はもちろん、キャバクラやスナックなど多くの接客を伴うサービス業の利用者が急減。特に4?5月は相当ひどいものでした。東京の場合、お酒を出せるのが7時までとなると…もはや、夜の繁華街に遊びに出る人などいなくなるに決まっています。どこのお店もギリギリで回している自転車操業状態にありますから、数か月も客足が途切れると、もう持ちこたえられません。
でも、興味深いことに、ナイトビジネスの経営者には二通りのタイプの方がいらっしゃいます。ひとつは、超ポジティブな人、そしてもう一方のネガティブな人がいますが、やはりこの時期には前者、ポジティブなスタンスで経営に臨むべきでしょうね。能天気に何も考えない、ということではないですよ。この時期をチャンスに転換する、前向きな努力をする。お客さんが減って、時間が空いているのであれば、その時間を有意義に使って、アフターコロナ、もしくはWithコロナに備えるということです。
ちなみに、これは肌感覚ですが、キャバクラや飲食店に比べて、風俗店への客の戻りが早いように感じています。最近は、会食による感染の可能性が高いというニュースが報じられているからでしょうか。食事をしなければ大丈夫というお客さんもいるのでしょうね。後は、キャバクラなど乾杯ワークに比べて、性欲という本能をつかさどるお仕事ですから、我慢できないというお客様も多いのかもしれません。
ピンチの中にもチャンスはあります。例えば、在籍している店が弱ってくると、嬢が、もっと稼げる他の店に移ろうとする傾向があります。まずは他店から流れてくるイケ嬢をしっかり捕まえておく。この時期に求人ページを見直して、その新人ちゃんをしっかり掲載。さらに内容をグレードアップしておいて、お客様にアピールする一方で、求人広告媒体を積極的に利用して目に触れる率を高めておくのも良いでしょう。しっかり準備をしておけば、コロナが収束し次第、すぐに売り上げをたてることができます。そして、ホームページに「当店では嬢の体温を毎日チェックしてる」「接客前にアルコール除菌、手洗いをしてる」「移動の際はマスク着用」など、オフィシャルに安全対策を告知しておけば、男性客も安心して遊べます。
やはり、性欲という根本的な欲望を押さている風俗業は強いのです。どんなに状況になろうとも間違いなく、求められ続ける仕事ですから、ここは勇気をもって、そして正しく怖がりながら前に進んでいってください。
ゆうこからのお願い♪でした。
止まない雨はない。
大切なのは、雨上がりに
ステップしていけるチカラ
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