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悩める貴方の疑問に対して、あくまで“風俗的観点”からではなく“経営学的視点”にてしっかりご回答するこのコーナー。今回寄せられたお悩みとは…?
回答者:葛飾ぽんず(仮名)
埼玉県にてデリヘルを経営する33歳のオーナーさん
確かにお客さんあっての商売ではありますが、無理な要求を言ってくる相手は、本来の意味からする大切な「客」ではないと思います。したがって、そういう厄介な客を相手にするのは時間のロス。店の経営にも大きく影響を及ぼす可能性がありますので、すっぱりと切ってしまうことが必要でしょう。
たとえ、その相手があなたのお店のヘビーユーザーで、それなりに売り上げに貢献していたとしてもです。このような悪しき客は、さらに悪しき客を呼ぶものです。「この店は本番ができるのだ」という間違った情報が広がれば、必ず同じような種類の厄介な客が次から次へとやってきます。
これはあくまで違法な行為なので、そんな評判が広がれば当局も黙ってはいません。ここは、目先の利益に捉われずに、断固とした態度で臨むべきでしょう。
まず、大切なのが女の子の教育です。
デリヘルなどの出張型の風俗であればなおさら、客と女の子が2人きりになった時間、どのようなことが行われているのかは把握し切れません。
接客する女の子に対し、本番は違法な要求であることを周知徹底し、素性がよくわからない客が付いた場合には、もしものためにホテルの近隣に男性スタッフを待機させ、SOSの合図を決めておくくらいの方策も必要です。
もちろん、まずは受付時に客に対してアナウンスし、趣旨を理解してもらうこと。ルールを守って遊んだほうが楽しいということをしっかり理解してもらいましょう。
ルールを破ったお客さんに対しては、なんらかの罰則を用意するのも手かもしれません。罰金を要求したりするのは、後々厄介な事へと発展する可能性もあり、あまり好ましくはありません。時には違法な場合もありますので注意が必要です。
あるホテヘルでは、本強をした男性客の身分証明証のコピーを、住所や電話番号だけを黒く塗りつぶした上で、店の待合室の壁に貼り出していました。
これが良いか悪いか、は別として、他の客に対しての見せしめとなっていたことは間違いありません。ただ、個人情報保護法に触れないように、うまく掲示しないといけませんが。
よっぽど悪質な場合には警察に通報するのも手です。
しっかりとした届出を行っている風俗店であれば、何も後ろ暗いことはありません。
本強は、れっきとした犯罪行為です。
普通のサラリーマンや学生の客であれば、警察沙汰になるのはご法度。家族にバレたらたまったものじゃありませんから、このくらいのお仕置きは必要かもしれません。
中には、お客さんの要求に何でも応えないと商売にならないのでは?なんて考える方もいるかと思いますが、やはり合法的に仕事を進めることが、息の長い風俗店経営を行う秘訣であるのは言うまでもありません。
多くの男性客はスリルや刺激を求めているわけではなく、安全に遊ぶことを望んでいます。しっかりとした経営方針を示すことで、働く女の子もお客さんも安心できますし、そうすれば必ずや有能な女の子の求人や、真面目なリピーターを集客することへと繋がっていきます。
「健全な風俗店経営」こそが、最終的には勝ち組になるということを肝に命じ、頑張ってください。
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