日本全国を旅する風俗評論家・岩永文夫氏が各地の裏風俗や温泉、酒、うまいもの、観光地などを紹介する旅情いっぱいのコラムです!
40.伊東温泉(静岡県)
最近、全国の歓楽温泉街のフーゾク地図には、チョイとばかり変化が生じてきているようである。それも裏のフーゾクの世界についてのことなのだが。
具体的に言うと、どうも裏のフーゾク業種の間の境目が、次第にぼやけてきたように見えるのだ。何だか、全部がごっちゃごちゃになりつつあるようだ。
例えば、以前ならばちょんの間≠ヘ、店に入って女の子が気に入れば、二階に上がってイタすという、とてもスッキリした娼売だった。連れ出しスナック≠ヘ連れ出しスナックで、やはり店に飲みに入って気に入ったコがいれば話をつけて外に連れ出してラブホで一発だった。ましてやコンパニ姐さんや枕芸者のお姐さんとなら宴会が終わった後で、何処かで待ち合わせて何処かにシケ込んで決めてみる。あの一発屋さんだって、マイクロバスで運んでもらって一発屋の建物の中の個室で待っている女子と楽しめばよかった。
ところが、最近ではチョンの間のコが、一緒に外についてきてしかるべき場所でファックファックなのだ。これって、チョンの間と連れ出しがジョイントしたようなものでしょう。かと思うと、パツ屋の女の子が暇だとスナックに遊びにきてラブホへ店外デートである。そこにデリヘルが加わって、客とギャルが知り合う場所がシッチャカメッチャカになっている。ま、これはこれでEけれどネ。
それで今回のお話は静岡県の伊東である。もちろん伊東といえば、かつてはきちんとした芸者が千人はいたという一大歓楽温泉街のあの伊東である。ご当地の遊びといえば、どうしたって金はかかるけれどやはり枕芸者かコンパニオンのお姐さんとの一発というのが相場だった。
さもなくば、その晩お茶をひいちゃったお姐さんをそれとなく紹介してくれる街の中の連れ出し料理屋≠ナあったり連れ出しお好み屋≠ナあったり連れ出し寿司屋≠ナあったりに行って便宜を図ってもらうのが常道であった。
ところがなのである。最近はデリヘルのなかに面白いところが出てきているのだ。 もちろんお嬢も話のわかるコが多くいるけれど、彼女にうまく話をつけるよりも何よりも事務所にうまく話をつけると、もう自動的に露天風呂付きの個室のあるホテルを紹介してくれちゃったりする。
それも呼んで、やって来るコはアジア系の言葉も分からないコではなく、撫子(ナデシコと読みませう)ジャパンの日本製が来てくれるのだ。
そのかわり、あらかじめ料金と時間ははっきりと決めておきましょう。大抵が30分で1万円ぐらいだが、二人で仲良くお風呂に入って、その上でニャンニャンしようとするのだから、たった30分くらいで事が足りるわけがないでしょう。もうちっと時間も彼女へのお礼もネ。
それで記者の場合は、どのぐらいで楽しんだのかって?そうですネ。確か120分というから2時間たっぷり遊んで、全部で大4枚使ったかな。これで充分だったと思うよ。華の伊東の温泉街で、これだけでOKだったのだから記者は、とても満足だった。
二人っきりで温かい温泉に浸かりながらの混浴プレイというのは、まっことタマりません。タマもボウも、やたら必要以上に元気になってしまって。抑えるのに大変でした。
お風呂の中でのプレイなどと言うと、記者のようなオールド・フーゾクファンにとってはソープランドの前身のトOコ時代からの潜望鏡≠ネどというプレイを思い出してしまうけれど。そんなのは関係ない!キャピキャピギャルと二人きりで湯船に浸かっていれば、ごく自然にエッチな遊び方を思いつくものである。
ムフフ、チャプチャプ、ゴシゴシ、コチョコチョ・・・なんたって言葉では書き表わせないような擬声語・擬音語の羅列になってしまう。うふふ、いやぁエッチィ!なのである。
ア〜ン ヒィ〜 アヘ〜 彼女の口からも表現できないような感嘆語のオンパレ〜ドなのだ。サワサワ、ヌルヌル、お湯の中でもヌルヌルはヌルヌルなのである。ズボズボのブチュブチュ・・・出来るだけ、その場の状況を正確に書こうとしているのだが実に難しい。片仮名ばかりが並んでしまって、ごめんなさい。
とりあえず現場・伊東の某ホテルの個室露天風呂からの実況中継でした。もし、これ以上具体的に知りたければ、現地に行ってみるしかないでしょう。