日本全国を旅する風俗評論家・岩永文夫氏が各地の裏風俗や温泉、酒、うまいもの、観光地などを紹介する旅情いっぱいのコラムです!
寒い時には、寒い所で遊ぶのが遊びの鉄則。暑い時には、暑い場所で遊ぶのが遊びの要領というやつだ。
この逆をやったら悲惨なことになる。例えばシベリアに夏に行って釣りでもしようものなら、Tシャツの上からでも針を刺すような強力なヤブ蚊とブヨの群れの襲撃にあって、イトウ釣りどころではなくなってしまう。一方、冬に沖縄に行って海水浴をやろうったって、寒くてポコチンが縮んだまま何の役にもたちません。
…というわけで今、冬のシーズンには、鉄則どおりに北国の北海道に飛んでいって、旨いものを食べて、飲んで、遊ぶことに徹するべきです!そう、この季節の札幌にはジュウジュウ焼きながら食べるジンギスカン鍋もあれば、北海の味覚の蟹もあれば、ホッケもニシンもあるのです。物好きな人はエゾ鹿やトドの肉を食べることも可!
それでもって、美味いつまみには、旨い酒である。「北の誉」という日本酒もあれば「男山」という旭川の酒もある。ましてウイスキーの産地の余市だってメイド・イン・ホッカイドーだ。
食べて飲んで、心も身体も温まったら、もちろん次に目指すはさらに温かくて柔らかくて人心地のつくお相手を見つけに出かけましょう。札幌なら誰でもが思いつくのはススキ野の繁華街!?でもこちらは、ちょいとヤバイかも。最近はひと頃に比べたら落ち着いているようだけど、以前はススキ野といったらタチの悪いポン引きのオジさんやお兄さんでごった返していた街だったのだ。
おーこわ、おーこわ!しからば中心街から少し外れたところにある裏フーゾクのアナ場スポットへ行ってみちゃったりして。こっそり密かに北国の夜を楽しんじゃいましょ。
ってなわけで、やって来たのは街の東のほうの豊平川のほとり、豊平橋のたもとにあるユニークな建物のまえ。ちょいと見には二階建てなのか三階建てなのかが分からないような二軒の建物。外からよおく見ると、そのなかにはそれぞれ約十軒づつのスナック風のお店が入っている。暖簾が垂れていて、ガラス戸があって、その奥にカウンターがあって、女の子が3〜4人。
うち一人は間違いなくママさんなのでしょう、婀娜(あだ)っぽい年増の御婦人です。残りは、かなり若い女の子たち。そのなかでも一人か二人はとても若くてピチギャル風。こちらのコは、おそらくアルバイトのコなのでしょう。人の好みはイロイロとあって一概には言えませんが、やはり狙い目は、このピチピチどころだと思いますが。
それはそれとして、まずは外から眺めて一渡りインベステゲーション(調査)をしたら、お気に入りのギャルのいるお店へとチン入です。こちらの良いところは、こうやって外からあらかじめ女の子を見極められるところだろう。これなら納得して遊べるというもの。
それで店に入って、ギャルとお話をしてから、すぐ近くの洒落た雰囲気のホテルへとソッコー出かけちゃうのだ。
なんたって札幌の夜は寒い!早く二人で温まらないと、せっかく食べて飲んで気持ち良くなった身体も元のモクアミになってしまいかねない。
参考までに老婆心で申しておきますと、お店のなかで飲むのは、ウーロンハイ一杯で500円ぐらい。ともかく安いです。そしてギャルとの温まり代のほうは、30分でたしか1万円ほど。60分になると、これが大二枚ほどのものでしょう。それにホテル代が3000円ぐらいかな。まさか冬の北海道で屋外での一発というのはヘビーでしょう。ポコチンが霜焼けになっても構わないという人は別だけどね。
雪がシンシンと降りしきる札幌の夜、人肌の温かさを感じつつ、ウンヒウンヒという激しい運動はめちゃいけてます!やはり、寒い時には寒いところでの雪祭りならぬ、イキ祭りがサイコーです!